令和ニッポンから消えてゆくモノランキングをみて

令和ニッポンから消えてゆくモノランキングをみて

最近はローカットのバッシュが主流だということ

日本プロサッカーリーグが発足して間もない頃、週間少年ジャンプは黄金期後半を迎えており、わたしはその頃小学生をしていました。
多くの同年代である少年がそうであったように、スラムダンクの影響でバスケットを始めたわたしは、その後12年間におよぶバスケ人生を歩みます。

初めて自分でバスケットシューズを買ったのが中学生の頃。
生意気にもジョーダンシリーズやエアペニーシリーズを愛用していましたが、高校になると暗黙の決まりというか、本気でバスケをする奴はアシックスという風潮がありました。強豪校ほど部員は全員アシックスで統一されており、中には部員全員赤ラインのオールジャパンで統一というチームまでありました。

ハイカットの「バッシュ」が消えつつある!?

出典:ほんまでっか!?TV, 株式会社フジテレビジョン, 2019年5月15日放送

昔はハイカットのバッシュは足首が固定され捻挫防止になると思われていたようですが、実はカットの高さはさほど重要でないことが判明し、ここ6年くらいはローカットのバッシュが主流になっているという話でした。

びっくりです。

もうジャパンL履いている高校生なんていないんですね。
調べたら生産すら終了されているようでした。

ただ、ローカットのバッシュの方が動きやすいのは納得します。
ジャンプもしやすく足首の稼動域が大きいくて動きやすいと感じていました。しかし、当時ローカットバッシュといえば格好つけている奴が履くものみたいな固定概念を刷り込まれていたので、購入することすらありませんでした。

そして、捻挫にカットは関係ないという話も納得します。
実際ハイカットのバッシュを履いていましたが、2回足首の靭帯を断裂し、数え切れないほどの捻挫を経験しています。物理的にハイカットっていうだけで捻挫防止は無理でしょうと。

IT化が進み、データが蓄積され、分析技術も進んだ昨今において、昔信じられていたものが、実は意味がなかったという話はけっこうあります。
ハイカットのバッシュもそんな商品のひとつだったんでしょうね。
インタビューされていたスポーツシューズショップでは競技用のバッシュでハイカットのものは店内に1割にも満たないようでした。

公衆電話が激減していることは実感する

ちょうど日本語入力ができるようになったポケットベルを使っていた中学時代。
昔は公衆電話からポケベルへ連絡するのが主流でした。88は空白、89ハートと記号などいまだに覚えています。今思うと発信元が不明で、簡単に成りすましが成立する仕組みにもかかわらず、よく問題なく成り立っていたなと思います。

スマートフォン普及率75.1%

出典:総務省 平成29年通信利用動向調査

今ではスマートフォンを保有している世帯の割合が、固定電話・パソコンを保有している世帯の割合を上回っており、公衆電話を利用する人が減っていってるのは容易に想像ができます。街角でもなかなかお目にかかれないようになってきました。

わたしはよく携帯電話を落とすので、公衆電話にはお世話になっている手前、自分の通勤経路にある公衆電話は把握していますが、駅中にあった公衆電話や、道路沿いに設置されていた公衆電話など、少しづつ減ってきているのを実感します。

同様に和式トイレも見かけなくなってきたモノのひとつ

和式トイレの総出荷率が83%→0.7%へ激減

出典:ほんまでっか!?TV, 株式会社フジテレビジョン, 2019年5月15日放送

理由として下記事項があげられていました。

  1. 東京オリンピック2020対策
  2. 外国人観光客の増加
  3. 高齢化による公衆トイレのバリアフリー化
  4. 自宅トイレの洋式化

こうしてみると和式トイレが無くなるのも合理的な気がしてきました。
自宅トイレの洋式化で和式トイレを仕えない子どもが増加しているとのことですが、小学校でも洋式が主流になっているのでしょうか。小学校が洋式トイレだけになると、トイレの便器経由での集団感染が多発しそうな気がするので、それはそれで少し心配だったりします。

昭和から平成そして令和へ

当たり前にあったものが、時代とともに、消えていくのは仕方がないことだと感じます。

図解の最後に、平成から令和に向けて消えていくモノには「技術革新系」「ハラスメント系」「環境変化系」と大きく3つの種類に分類できるのではという考えをまとめています。今後、今以上に3つの分類したジャンルで消えていくモノが出てくると思いますが、同時に新たに生まれてくるモノもたくさん出てくるのではないでしょうか。

次はどんな新しいモノが出てくるのか、楽しみで仕方ありません。